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乳酸キャベツで作る米粉のお好み焼き
キャベツを丸ごと買ってきたら半分くらいは乳酸キャベツにすることが多いです。乳酸キャベツをそのまま食べるよりも、スープにしたり、マリネにしたり、何かと一緒に煮込んだりと色々活用させて使うことが多いです。発酵野菜は日持ちもしますし、野菜の甘みや旨味がたっぷりなので料理も美味しくなります。今日は乳酸キャベツを使って作る米粉のお好み焼きのレシピをご紹介したいと思います。
材料(1枚分の分量です)
材料A
製菓用米粉 50g
長芋 35g
乳酸キャベツ 100g
鰹節の粉 1.5g
水 50g
材料B
塩麹小さじ1
豚肉 25g
その他
米油 適宜
マヨネーズまたはソイマヨネーズ、青のり、鰹節 (適宜)
下準備
豚肉に塩麹小さじ1をもみ込んでおく(材料B)
長芋はすりおろす
作り方
① ボールに材料Aを入れてよく混ぜ合わせる。
② フライパンに米油をひき材料Aの半分の生地を流し入れる。
③塩麹がついたままの豚肉をそのまま生地の上にのせる。
④残りの生地をのせて中火でこんがりやく。(途中裏返したり、焦げないように火加減は注意しながら焼いてください。
今回のレシピの中の鰹節の粉はタイコウさんの粉だしを使いました。普段、お味噌汁などに使うお出汁は花かつお「だしはこれ」を使っています。ふわふわで柔らかいかつお節ですがしっかり出汁が取れます。柔らかいかつお節なのでそのまま和物にも使えるので便利です。粉末タイプは炒め物にちょっと入れたり、即席のお味噌汁を作る時などに使っています。添加物をいっさい使っていないの天然のだし粉です。添加物が入っていないものなら粉のだしも気楽にどんどん使うのもいいと思います。昆布とかつおで取るお出汁は香り、味といい美味しいですが、やはりちょっと大変なので時間のない時や、少量だけ必要な時などは粉だしもいいですね。
粉は米粉を使いました。うちは息子が週末外食することが多く、外食となると、パスタやピザ、ラーメンと小麦を摂取する機会が多くなるので家ではなるべく小麦を摂るのは控えています。外食すると糖質も油も砂糖の摂取も一気に増えますね。私は肌荒れがなかなか治らなかったときに小麦をやめてみた時がありました。今は完全なグルテンフリーな生活ではないですが小麦の摂取を控えるようになってから明らかに体調は良いです。ずっと食べていると気がつかないこともいったんやめてみたりすると自分の体に起こる変化がわかるようになります。いろいろなんでも試して見るのも良いことだと思います。
お好み焼きにはソイマヨと麦醤油麹、青のり、かつお節をのせました。この麦醤油麹がとても美味しくてお気に入りです。丸麦のプチプチとした食感も好きなのでブレンダーはかけずにそのまま使っています。麦醤油麹は納豆に入れたり、バルサミコ酢と合わせてドレッシングにしたり、青菜の和え物ともとても相性が良いです。からしを入れたり、マスタードを入れたりと一つの発酵調味料から色々な味に変化させることができるのが発酵調味料の魅力だと思います。美味しいものができると単純に嬉しいですし、楽しいです。乳酸キャベツや発酵調味料など冷蔵庫に用意しておくだけで簡単に手軽に美味しい料理がいただけますね。最初は面倒臭そうとか思うかもしれませんが隙間時間に発酵野菜や発酵調味料作りをするだけで毎日のごはん作りが楽になります。ちょっと手をかけて準備をして料理をする工程は短く短時間で。食材を余らすより発酵野菜を作って野菜の栄養を余すことなく頂きましょう。私は麦の麹は自分で作るので生の麹になりますが、乾燥の麦麹であれば自然食品のお店や以前紹介したマルカワ味噌さんで購入できます。麦の麹もぜひ試してみてくださいね。