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ロールケーキ
美味しい料理を作るコツはリラックスして作ることです。何回も作っているものでもその時の気持ちで味が変わるのも料理。普段はなかなか限られた時間で料理をするので楽しみながらリラックスして作ることはなかなか難しいですが、丁寧に野菜を洗ったり、形を揃えて切ったり、それだけでも出来上がりに差が出るのでちょっとだけ意識して丁寧に料理ができるといいですね。お菓子作りにおいても気持ちにゆとりがないときれいなお菓子が作れないなと最近つくづく感じました。
目次
失敗の原因
今回、このテーマにしたのは、先日作ったケーキが大失敗に終わったということがあったからです。その日は娘が久しぶりに帰省する予定でしたので、2月生まれの子供たちのお祝いと、大学卒業祝い、新社会人への門出を祝うおもてなしご飯を作ることになってました。ご馳走と言うほどでもありませんがいつもよりちょっとだけ時間のかかるメニューを選んだので、すでに気持ちが焦っていました。それに加え、どうしてもロールケーキが作ってみたくて初めてロールケーキ作りに挑戦しました。ロールケーキは作ったことがなかったのでレシピを見ながら工程を確認しながらの作業です。それだけでも時間がかかります。きれいに巻けるかなとか、クリームも作らないといけないななどと焦っていました。この焦りの気持ちがあったせいで、丁寧にレシピを見て丁寧に作るということよりもとにかく早く作って形にしたいという気持ちを無意識に優先させてました。その結果、ロールケーキの生地がふわふわに焼きあがらず、硬くて分厚い生地に焼き上がり失敗しました。今思うと多分、ホイップ状に泡立てたクリームを粉に混ぜるという作業の時によくレシピで確認しないまま行ったのでそこが間違っていたと思われます。
気持ちのゆとり
お菓子作りは時間とそして気持ちのゆとりを持って丁寧に作らないときれいなお菓子が作れないなとつくづく思いました。特に形成するときは丁寧に作業をしないと出来上がりに差が出ます。いくら作るのが簡単なスイーツでも丁寧に作らないときれいなお菓子にはなりません。料理もそうですが、お菓子作りは料理以上に気持ちのゆとりと丁寧に行う作業をして初めてきれいなお菓子が作れるなと反省しました。
意識する
料理もお菓子作りも作る人の気持ちが反映されます。料理もお菓子もたくさんの材料を使いますのでそれらを一つ一つ丁寧に扱い丁寧に調理する。姿勢を正して、無駄な音を立てずに、素直に楽しく作ることを常に意識することが食べ物を大切にすることになります。また、つい忘れがちなことですが、作り手のエネルギーも食べる人は受け取るので愛情込めて作ることも大切ですね。
まとめ
家族以外の人に食べてもらう時は丁寧に作ったり、気持ちを込めて作りますが、普段の料理でも丁寧に野菜を洗ったり、丁寧に切ったり、丁寧に盛り付けたりすることを忘れずにしたいです。忙しいとなかなかできないなと思ってしまいますが、あまり考え過ぎないで、丁寧に美しい姿勢でリラックスして作るように意識したいです。姿勢良く丁寧に料理をすると副交感神経が優位になり心も安定します。丁寧に切ることで大きさが揃い、味の染み込みも均一になり美味しくなります。お菓子作りも丁寧に作業すると形がきれいで見た目が美しいお菓子になります。忙しくても少しだけ丁寧に作ることを意識するだけで美味しいご飯やお菓子が作れるのでその時間が楽しい時間にすることができます。美味しいご飯ができると嬉しくなりますし、美味しいご飯をいただくと心が満たされます。時間にゆとりがないとすぐ忘れてしまいますが常に意識して台所に立ちたいと私自身も改めて思いました。