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春の野菜で作る日常ご飯
先週から始まりました春の野菜で作る日常ご飯のレッスンを今週末も開催しました。旬のセロリを使って2品、菜の花やスナップえんどう、新玉ねぎ、人参、大根、菜の花、プチベールなどの野菜を使いました。普段のご飯作りに活用できるように、身近な食材であること、料理工程が少ないこと、そして、すぐに作れることを大切にしました。
目次
旬のセロリ
今の時期のセロリは大きい株で売られています。スープにしたり、炒めたりと使い道は様々ですが今回は鯛の切り身を使って、セロリ、人参、スナップえんどうと一緒に発酵ダレで和えました。この発酵ダレは甘辛タレなのでお肉とも相性が良いタレです。醤油、みりん、塩麹、レモン汁、甘酒を合わせた発酵タレです。塩麹と甘酒は生麹で作ってありますので菌も酵素も生きており、タレにしてそのまま頂くので腸に届きやすいです。もう一品セロリを使って和物を作りました。白ワインビネガーを使って作る和え物で生のセロリと相性がとても良いです。
大根の押し寿司
梅酢で作る酢飯で砂糖不使用です。玄米ご飯で作るのも美味しいのですが、生徒さんで普段玄米は召し上がられない方も見えるのでレッスンでは白米を使って作りました。型はなんでも良いのですが、玉子どうふ器を使うとそのまま持ち上げて型から取り出せるのできれいに作れます。1合升でぎゅっぎゅと押します。楽しい作業ですね。
その他、新玉ねぎのお味噌汁を土鍋で作りました。土鍋はじんわり火が通るので体もじんわりあたためてくれます。具が新玉ねぎだけなのでお出汁をしっかりとります。お味噌は去年私が作ったお味噌を使いましたが、まだ出来立てで味がさっぱりしているので違う種類のお味噌を少し入れました。美味しいお味噌汁を作るポイントはお出汁をしっかりとることと、味見をしてちょっと味が薄いと感じたらお味噌ではなく、お醤油を少し足します。そうすると味が決まって美味しいお味噌汁が出来ます。
盛り付け
盛り付けは私がまず見本で盛り付けをしてその後生徒さんにしていただきます。盛り付けは先の細い菜箸を使って丁寧にします。盛り付けまで料理なので愛情を込めて盛り付けします。美味しそうに見えるようにきれいに。盛り付けた後に自分で見て「美味しそう!」と思えるようにします。自分が美味しそうと思わないものは人から見ても美味しそうには見えません。食べる人からも適当に盛り付けたものよりも丁寧に素敵な器に盛り付けてある料理をいただき方がお腹も心も満たされます。ここはしっかり意識して丁寧に作業します。
まとめ
料理をするまとまった時間のない時に一つの食材を使って2品作ることをすると良いです。野菜の切り方も同じにすることでさらに時短になります。今回のように薄切りにしたセロリを使って一品は魚のソテーと和えました。もう一品はセロリだけで白バルサミコ酢を使って簡単なドレッシングを作って和えました。一気に2品出来ますので食材を余らすこともないですね。そして、ちょっとした工夫で家事ストレスを減らすこともできます。発酵ダレやドレッシングも混ぜるだけなのですぐ作れます。市販のドレッシングが無くても困りません。冷蔵庫の中が市販のタレやドレッシングで占領されることもありません。発酵調味料は何と混ぜても美味しくなるので頼りになります。塩麹を買ってみたものの使い道がわからないとか、肉を漬けることだけしかしたことない方も多いと思いますが、スープの素なんかもできますし、何と混ぜても美味しいので失敗がないので便利です。いちごの時期でしたのでやさしい甘さのいちご豆乳甘酒も作りました。濃縮タイプの甘酒を作って冷凍しておくとおやつや和え物に使えます。甘酒は賞味期限が短く、冷蔵で1週間、冷凍で1ヶ月保存可能ですよ。