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時間がない時の料理は野菜と魚で解決
夕飯の下ごしらえを何もしてない時に限って残業することになったり、急ぎで済ませないといけない用事ができたりと思い通りに行かないことはよくありますよね。わたしも気持ちばかり焦って1日の終わりが嫌な気分になることはしょっちゅうありました。でも、発酵を生活に取り入れたところ自分で作る料理がびっくりするくらいおいしくなりしかも簡単に作れるようになったので仕事終わりの夕飯作りでも焦らず楽しくできるようになりました。
目次
魚料理は最高の時短料理
時間がない時はとにかくすぐに出来上がるものが良いですね。お肉は火が通るまで時間がかかります。それに調味料をあれこれ使う料理も多いです。その点、魚はすぐに火が通ります。煮魚にしても煮汁の分量を多くしなければ味もすぐ染み込みおいしい煮魚が作れます。グリルで焼くのも簡単ですがグリル皿を洗う手間を省きたいときはオーブンを活用するといいです。今はアジがやイサキがおいしいですのでクッキングシートに魚、塩またはハーブソルトとオリーブオイルを少し、250℃に熱したオーブンで20分焼きレモンをかけて食べれば簡単においしい1品となります。タイムやローズマリー、レモングラスなどのハーブがあれば一緒に入れると香りの良い魚のグリルになりますよ。ハーブもベランダで簡単に育てられるのでおすすめです。
野菜料理こそ簡単に食卓が華やぐ
ほとんどの野菜は生で食べられますが、火を通すと甘みも増しますし消化にもやさしくなります。胃腸のためにも火入れする方がいいですね。野菜から出る出汁ごと頂ける料理にすれば栄養もしっかり摂取できます。トマトやズッキーニ、オクラや紫蘇がおいしくなってきました。2、3種類の野菜を食べやすい大きさに切って鍋に入れて野菜の水分が出てきたら塩麹で味を整えるだけで夏野菜の煮込み料理が出来上がります。煮込むといっても野菜なのですぐ火は入りますね。トマトの赤やズッキーニの緑、白ネギなんか入れたら彩り良い一皿になりますね。お肉や魚だけでは食卓は華やぎません。野菜の色を味方にすると見た目も美しい料理ができます。また、彩りよくすることでいろいろな種類の善玉菌のえさも摂取でき腸内環境が整いますよ。
発酵調味料だけで驚くほどおいしい
野菜からはおいしい出汁が出ます。トマト、ズッキーニ、白ネギを食べやすい大きさに切り、鍋に大さじ2の水、野菜、塩ひとつまみ入れて弱火で火にかけていくと野菜から水分が出てきます。この水分には野菜からでた出汁も含まれています。この野菜から出るお出汁は栄養もたっぷり含まれています。甘いこの出汁に塩麹を加えたでけでさらに旨味が増して驚くほどおいしくなります。ここで水を足してしまうと味が薄まっていろいろな調味料をあれこれ入れないといけなくなりますので、簡単においしく仕上げるためにもまずは塩で水分と野菜の甘みを引き出して最後は発酵調味でシンプルに仕上げます。濃厚で驚くほど野菜の旨味と甘みが味わえる1品が出来上がります。短時間で驚くほどおいしく仕上げるにもぜひこの方法で作ってみてください。ミネストローネではないので野菜は2、3種類にするといいですね。
まとめ
市販の時短調味料や万能ソース、万能調味料といったものは化学調味料や着色料などが使われています。お金を出してからだに負担になるものを買うのはできれば避けたいですよね。発酵を味方につけると市販の時短調味料に頼らなくても自分でもびっくりするくらいおいしいお味の料理が作れるようになります。塩麹だけ、醤油麹だけでも十分おいしく作れるメニューはたくさんあります。心もからだも整う発酵で家族の幸せを台所から底上げしていきましょう。