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1日集中基礎講座開催報告
毎日時間に追われ慌ただしく過ごす毎日。日々の忙しさが当たり前になる。いつからか、家族のことや大切な人を優先し、自分のことは後回し。自分がどうしたいのか、今この瞬間に何を感じたかなど考えることもなく、いつも思うことは忙しさを理由に料理ができなかった自分へのダメ出し。頑張り屋さんであればあるほど自分を責めてしまいますね。本当は簡単にからだに良い食べ物が食べたい。本当はもっとお料理を楽しみたい!そんなお料理の悩みを解決すべく1日集中基礎講座開講しました。
目次
じぶん自身をまず大切に
料理で家族や大切な人を幸せにしたい。じぶん自身の中にある温かい気持ちは料理に対する愛情です。とわいえ、じぶん自身のことも大事なわけですからまずはじぶん自身を大切にして満たしてあげる、幸せにしてあげることが大切です。なぜなら、そうすることによって初めて人を思いやることができるからです。食べることを大切にすることでじぶん自身を大切にします。そんな中で必要不可欠なのが毎日の食事を整えることです。どんなものを食べるかで人生の質を変えていくことができます。幸せホルモンは腸から作られます。腸で9割も作られる幸せホルモンは腸にたくさん善玉菌がいないと作られません。ですので、腸が喜ぶ食事、善玉菌が増える食事をすることが大切です。
発酵で豊かな日々を
麹の大きな特徴は酵素を分泌することです。私たちは食べ物をそのまま吸収することができないので吸収できるサイズにしてくれるのが酵素です、例えばお肉を消化するまで時間がかかりますが麹を使うことによって酵素の力で栄養素が分解されて消化の手助けをしてくれます。腸内環境が良い状態ですと食べ物がしっかり消化、吸収できます。発酵食品をとる目的は酵素の力で食べ物の成分を分解したり新たな栄養素が生まれます。その栄養と酵素の働きで消化吸収しやすくなった物を頂くことが発酵食品をとる目的と言えます。食材本来が持つ美味しさを超えて発酵しなければ味わえないような美味しさが味わえるので簡単においしい料理が完成します。
調味料として取り入れる
毎日簡単に発酵を取り入れるには塩麹、醤油麹、甘麹を料理に使うことです。基礎講座では発酵調味料作りや発酵ドレッシング、発酵タレなど実際に麹を使って作ります。塩麹はそのまま食べてもおいしい塩分濃度で作るので失敗なく色々な料理に使うことができます。発酵ドレッシングや発酵タレは発酵と発酵のかけ合わせをしてさらに美味しくなり、また食材を組み合わせることで無限に作ることができます。
スキンケアもおまかせ
腸内環境が悪化して腸が汚れると血液も汚れ肌トラブルになったりします。肌の状態で腸の状態を知ることができますが、腸をきれいにするポイントは発酵食品の摂取、食物繊維の摂取、オリゴ糖の摂取です。まずは内側のケアとしてこの3つを意識して食事をすると良いですしょう。バランス良く食べるには色々な食材をいろいろと食べることです。つまり多様性です。そこで基礎講座では『美盛』きれいに盛り付けることが必然的にいろいろな野菜を摂ることに繋がるので盛り付けも大切にしています。さらに外側からのケアとして糀でさらに美しく、手軽に取り入れることができる糀で美容を叶える方法も学びます。糀美水や糀化粧水、糀クリームと無添加のナチュラルスキンケアが作ることができます。
発酵ワンプレート
発酵調味料を使ってワンプレートランチプレート作りました。お肉を摂取すると腸内は悪玉菌に傾きがちになりますが発酵調味料を使うことで中和させます。また、お肉は消化するまでに時間がかかりますが麹の酵素の働きで栄養素が分解されるため消化の労力を抑えることができます。ふっくらハンバーグは豆腐が入っているのでつなぎなしで作れますし、火の通りが早いです。ソースにも発酵をふんだんに使い濃厚で少し甘めなデミグラソースを作ります。市販のデミグラソースはドロドロで油たっぷりですが発酵調味料を使って簡単に濃厚なソースが作れます。付け合わせのポテトサラダはマヨネーズいらずの塩麹のポテトサラダです。簡単に作れるきのこの常備菜は食物繊維たっぷりです。土鍋で炊いたご飯とサラダ、発酵ドレッシングと一緒にみなさん各自で盛り付けして頂きました。盛り付けの時間も楽しいですね。
まとめ
座学でしっかり発酵のことを学んだ後、実際に発酵調味料作りから調理実習、ドレッシングや発酵タレ作り、糀水や糀化粧水やクリーム作りをしました。盛り沢山の内容ではありましたが、いちばんお伝えしたいことはお料理をするという行為に愛情を注ぐということ。発酵という恩恵を受けながら毎日笑顔溢れる最高においしい料理を作ること。それは、忙しい時こそ食べることを大切にして感謝の心と自分の口にするものを大切にする心を忘れずにすること。お料理は愛情を込めることこそが大切ということです。まずはじぶん自身を大切に扱いじぶんでじぶんを幸せにしましょう。日々口にするものに意識を向けて人生の質を上げて行きましょう。