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RECIPEレシピ

2021.12.31

ノンオイル!ブロッコリーとマッシュルームの野菜ペペロン

ノンオイル!ブロッコリーとマッシュルームの野菜ペペロン

ブロッコリーは通年を通してスーパーで見かける野菜ですが11月から3月くらいの寒い季節が美味しく食べられる野菜です。ブロッコリーは芯まで美味しく食べられますしいろいろな料理に使える万能野菜です。この季節は冷蔵庫の中に常備しておきたい野菜ですね。

オイルやベーコンを使わなくても美味しくできるブロッコリーを使った野菜ペペロンチーノの作り方。

材料

ブロッコリー1株

ブラウンマッシュルーム40g

にんにく6g

赤とうがらし1本

玄米塩麹小さじ1と1/2

下準備

①ブロッコリーは小房に分ける。芯の部分は皮をむいて輪切りにする。

②マッシュルームは柔らかい布またはキッチンペーパーで汚れを落とす。

石づきをカットしてスライスする。

③にんにくはみじん切りにする。

④赤とうがらしはヘタを切り落とし種を取り出して輪切りにする。

作り方

①蓋つきの鍋に大さじ2の水(分量外)小房に分けたブロッコリー、芯、マッシュルーム、赤とうがらし、にんにく、ひとつまみの塩(分量外)を入れて蓋をして弱火で蒸し煮にする。

②途中菜箸でひと混ぜする。ブロッコリーに火が通ったら火を止めて玄米塩麹を入れひと混ぜする。

③器に盛る。

ブラウンマッシュルームは白いマッシュルームと比べると香りや風味が良いです。

ブラウンマッシュルームの方がうまみが出るのでオイルを使わないときや動物性の材料を使わないときはブラウンの方を選ぶと良いです。

きれいな色に仕上げたい料理の時はホワイトマッシュルームの方を使ってくださいね。

今回のレシピのポイントの玄米塩麹は少量でもコクを出すことができるのであると便利な発酵調味料です。

一般的な白米麹と玄米麹の違いや特徴は、

白米麹は甘みがあるのが特徴です。

味噌づくりや甘酒作りをするとお米の甘みが十分出てきて一般的に子供でも食べやすい甘みのある仕上がりになります。

白米麹で作る塩麹はクセも少ないので使いやすいですが料理のコクを出すには少し弱い発酵調味料となります。

その点玄米塩麹は白米麹に比べて甘みは少ないですが玄米ならではの旨味とコクがあります。

少量入れるだけで料理の味が決まります。

私の最近の白米麹と玄米麹の使い分けとしてはお肉や魚などは塩麹を使って漬け込んだりしますが料理の味付けには玄米塩麹をつかっています。

今回も調味料は玄米塩麹だけしか使っていませんがベーコンやオイルを使っていなくても旨味のある1品に仕上がっています。

ノンオイルなので時間が経っても油の酸化の心配もないので余った場合翌日お弁当のおかずにしても良いですね。

料理はできるだけ少ない調味料で作るのが良いです。

野菜を蒸し煮にすることで野菜の本来の味を引き出すことができます。

市販のたれやソースなどは取らなくてもよい添加物や砂糖が入っています。

ぶどう糖果糖液糖などが入っている場合は特に注意が必要でもっとも血糖値をあげる甘味です。

『異性化糖』と呼ばれるデンプンから作られる化学物質で、白砂糖と違ってはじめからブドウ糖と果糖に分離してるので体内にあっという間に吸収され急激に血糖値をあげてしまいます。

この血糖値の急激な変化によってイライラ、活性酸素が大量に発生する、疲れの原因となるので避けたいですね。

市販の調味料に頼りがちな方も発酵調味料を使うことで料理の味を簡単に決めることができるようになります。

発酵調味料の良いところはビタミン、ミネラル、食物繊維を摂取できること、麹はどんな食材ともちゃんと馴染むので失敗がないというところです。

近年は発酵ブームなのでみなさん当たり前のように塩麹、醤油麹、甘酒などは冷蔵庫の中に常備されているかもしれません。

玄米塩麹はいかがでしょうか。

まだ使ったことがないという方はぜひ玄米塩麹を仕込んでみてください。

きっとレパートーも増えて手放せなくなる発酵調味料になると思います。

玄米塩麹を作ったらぜひ今回のレシピの一品を作ってみてくださいね。

市販の玄米麹はマルカワ味噌さんで購入できます。