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2022.01.16

潤い肌

潤い肌

透明感があって艶やか。乾燥や吹き出物などとは無縁。美肌は女性の憧れです。

ハリや潤いのる美しい肌を作るのに必要なこと、大切なことはなに?

目次

年齢を感じさせない肌とは

美しい肌に必要なもの

避けたい食べ物

まとめ

年齢を感じさせない肌とは

①潤いがありしっとりしていること

②肌のキメが細かくなめらかであること

③肌にハリがあること

④肌弾力があって若々しいこと

⑤血色が良いこと

⑥艶があって若々しいこと

この6つが揃っていれば肌の状態は良好であると言えますが、年齢と共に肌荒れやしみやしわ、たるみなど今まで無縁だった悩みを多くの女性が経験しています。わたしも肌トラブルには随分と悩まされいろいろなことを試しましたがトラブルのない肌を解決したのはスキンケアではなく体の内側から働きかけることでした。内側から整えその次に自分の肌状態を知り自分にあったスキンケアをすることが大切でした。そして美肌を維持するためにもバランスのとれた食事、質の良い睡眠、適度な運動、自分にあったスキンケアといったことが美しい肌にとって欠かせないことです。

美しい肌に必要なもの

肌を老化させる物質の一つに活性酸素があります。細胞を錆びさせる働きをして、しみやしわ、乾燥の原因をおこします。美しい肌を保つにはこの活性酸素を防ぐことが大切です。体内で発生した活性酸素の働きを抑え抗酸化作用のある栄養素は「アスタキサンチン」「ポリフェノール」「ビタミンA・C・E」などです。体の酸化を防ぎアンチエイジング効果のある食材はさけです。さけに含まれるアスタキサンチンは高い抗酸化力が認められています。美しい肌に必要なビタミンですが中でも肌の粘膜を丈夫にするビタミンA、しみ、そばかすの生成を抑えるビタミンC、血行を促進するビタミンEの3つを食事に取り入れることが大切です。ビタミンA・C・Eすべてを含む食材はかぼちゃ、そら豆、豆苗、トマトなどがあります。抗酸化食材は何種類かを合わせて食べることで相乗効果が期待できます。野菜はできる限り多くの種類を少しづつ食べるのが理想ですが旬の野菜を選ぶことも大切です。

避けたい食べ物

活性酸素の発生源の酸化した油は注意が必要です。古い揚げ油や時間が経過した魚や肉の油脂分、特に干物などには酸化した油が多く含まれていることがあるため体内で活性酸素を発生させ老化の原因になります。揚げ物などの油は使いまわさず新しい油で揚げ作ったらすぐに食べましょう。揚げ物にレモンをかけると活性酸素を抑制する効果があります。

精製された小麦や砂糖、人工甘味料はインスリンを大量に分泌し体の中で炎症を引き起こす原因になります。炎症は肌の弾力を低下させ、さらに砂糖が体内に入ると体内のタンパク質と結びつき糖化反応をおこしAGEと呼ばれるニキビやたるみ疲れ顔となる老廃物を生成します。急激なインスリンの上昇は皮脂分泌を高めニキビやオイリー肌の原因にもなります。コーヒーなどに含まれるカフェインはコルチゾルと呼ばれるストレスホルモンを出しニキビの原因にもなります。また、アイスクリームやチーズやバターなどはアンドロゲンという男性ホルモンを多く含むため必要以上に食べるのは控えましょう。牛肉、乳製品など脂肪を多く含む食べ物はくすみ、くま、むくみの原因になります。加工品の塩分もむくみの元になるので気をつけましょう。

まとめ

美しい肌を作るのに必要なビタミンA・C・Eを積極的に摂りましょう。酸化した油脂分の摂取に気をつけましょう。美容の大敵です。揚げ物を食べたいときは自分で作ってすぐに食べるのが鉄則です。調理の際は酸化しにくいオリーブオイルや菜種油、ココナッツオイルがおすすめです。野菜や雑穀に含まれる食物繊維や発酵食品を取り入れて腸内環境を整え腸をきれいにして体の巡りをよくすることも大切です。あれこれ考えながら食べると楽しくないので普段の食事に野菜を食べる量を増やすだけでも十分です。