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2022.01.14

甘いものが食べたい

甘いものが食べたい

甘いもが食べたい。甘いものを食べる欲望を抑えたり、罪悪感を持ちながら甘いものを食べている女性が意外にも多いことを感じます。甘いものは美容やダイエットの大敵と考えることも多いですが甘味について考えて見ましょう。

目次

甘いものが食べたいときとは

甘いものを食べ過ぎることで起こること

おやつの選び方

まとめ

甘いものが食べたいときは

甘いものが食べたくなるときはどんなときですか。わたしも甘いものが大好きです。チョコやクッキーなどのスイーツが好きです。食を整える前は市販のお菓子も毎日食べていました。おやつを食べることが習慣になっていましたしご飯を食べることよりも甘いものを食べることの方が好きでもありました。甘いものを食べるとホッとリラックスできます。

気持ちにゆとりがないと感じていたり、緊張した状態が続いたとき、自分の思い通りにならないことが続いて強いストレスを感じたりしたときに甘いものをたくさん欲していたと思います。体が締まり過ぎると体は緩めようと働きます。その時に甘いものを欲します。そういう状態で食べると甘いものを楽しむという感覚よりも無意識に甘いものを必要以上に食べてしまいます。その頃のわたしは顔もむくんでいましたし、肩こりや頭痛もひどかったです。甘いものが体を冷やし血流を悪くしていました。ストレスや体が締まりすぎている時に甘いものが食べたくなります。

甘いものを食べ過ぎることで起こること

①体内で余った糖分は脂肪として蓄積されます。摂りすぎた場合にエネルギーとして消費されなかった糖分は体脂肪として蓄積されます。

②体内のタンパク質と過剰摂取した糖質が結びついて老化因子に変身します。活性酸素を大量に発生して老化を促進させます。

③精神的なイライラが慢性化します。甘味はエネルギーに変わる過程で体の中のビタミンB1を多量に消耗します。ビタミンB1は疲労回復のビタミンなので糖分の消化で使われてしまうことで体が疲れやすくなってしまいます。

④甘いものは虫歯の原因になります。虫歯になるとよく噛むことができなくなるので良く噛むことで行われる満腹中枢を刺激することや細か砕いたり、唾液を出して消化しやすくすることが難しくなります。

⑤ガンになるリスクが上がります。ガン細胞はブドウ糖をエネルギー源として増殖します。

⑥体が糖化します。血管や肌の表皮を硬くしキメもなくなり老化します。身体中を老化させこれが悪化すると生活習慣病を引き起こす原因にもなります。糖分の摂りすぎの問題で起きます。

おやつの選び方

質の良い甘味のものを選ぶと良いです。甘いものが食べるのが悪いわけではありません。食べ方、選び方が大切になってきます。血糖値の上昇が緩やかな低GI値のものを選ぶと良いです。アガペシロップ、甜菜糖、米飴、甘酒、ココナッツシュガー、メープルシュガー、本みりんやはちみつなどです。りんご、みかん、オレンジなどの果物や人参などの野菜の甘味もうまく利用すると良いです。

ただし、糖分を多く含む低IG値のものであってもたくさん食べれば血糖値が急上昇しインスリンの過剰分泌とエネルギーの過剰摂取になり体脂肪の蓄積をさせるので注意が必要です。

まとめ

ストレスや頑張りすぎて体が締まっている状態の時に甘いものを欲します。体を緩める他の食材で置き換えたり、低GI値の質の良い甘味にシフトしたりしましょう。甘味を欲した時はまず一呼吸、そのあと温かい飲み物をのみ心を落ち着かせましょう。自分がリラックスする環境に身を置くのも大切です。睡眠不足にも気をつけましょう。

白砂糖は精製されているためエネルギーだけで栄養素は入っていないです。ブドウ糖果糖液糖はもっとも血糖値をあげるもので注意が必要です。価格も安く砂糖よりも甘みが口の中に残りにくいのでいろいろなものに使われています。白砂糖と違って体内にあっという間に吸収され急激に血糖値をあげてしまうので注意しましょう。

甘いものは食べてはいけないのではなく質の良い甘味をうまく活用することが大切です。脳のリラックスホルモンを分泌させる食事も大切です。発酵調味料、食物繊維、幸福物質を作り出す元となるたんぱく質もしっかり摂っていきましょう。