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お弁当レッスン
毎日のお弁当作りは、朝の限られた時間で作って、詰めて、片付けるとやることが多く少し大変です。お弁当箱の中の限られたスペースに1食分入れて持っていくということは外でいつでもご飯が食べられるとうなんとも便利で考えられたことだなあとつくづく思います。自分のために作っても、誰かのために作ってもあの小さな箱には愛がいっぱい詰まっている。残り物が入っているお弁当でも買ったお弁当では味わえないじんわりするおいしさがあります。学校や会社で誰が作ったかがわかるものを食べることは大きな幸せですね。
目次
年中あるものをうまく利用する
4月のお弁当レッスンのメインは発酵玉ねぎの鮭の照り煮です。その他は、れんこんのピカタ、発酵にんじんの味噌ラペ、紫キャベツのナムル、干しエリンギのソテーです。お弁当作りは毎日のことなので年中あるものが重宝します。今の鮭は生鮭ではないので塩味があります。そのまま調理するとかなり塩辛いです。ご飯多めの鮭弁当とかでも良いのですが、焼き鮭以外のメニューがあればレパートリーが増えると思いこのメニューにしました。塩辛さをなくすため、水と麹で塩抜きをします。塩抜をするといろいろなアレンジが可能になります。このメニューのポイントは赤のバルサミコ酢の酸味と甘みと発酵玉ねぎの旨味を活用したことです。発酵玉ねぎは今の季節に美味しい新玉ねぎを使いました。発酵玉ねぎは火入れすることでさらに甘く美味しくなりこの玉ねぎだけでもおかずになるくらいの美味しさです。
段取りは大切
発酵玉ねぎや発酵にんじん、蒸し野菜などのすぐに使えるものがあるとお弁当作りが楽です。前もって作る手間はありますが、当日の朝にできるだけやることを減らすためにも前準備や段取りが大切なのです。ここをきちんとしておけば隙間にブロッコリーとプチトマトを毎回入れなくても良くなります。お弁当箱を決めて、メインを決めて、そしてどれくらい余白ができるか想像して副菜の数を決めます。これだけでも考えておくとスムーズに作れますね。
詰め方のポイント
ポイントを一つだけ選ぶとしたら先の細い菜箸で詰めることです。さらに、一つのおかずを詰めたらキッチンペーパーで箸の先を拭くことをするときれいに詰めることができます。詰め方で生徒さんで共通する点はご飯とメイン以外のおかずを詰めるとき詰める量が少ないことです。少ないと隙間ができたり、高さが出ないので自分が思っている以上におかずは入るので思い切って詰めていくこともポイントになります。おかずは立てて詰めていくと埋もれるので斜めに順に詰めていきます。そうすると何が入っているか見てわかるお弁当が出来上がります。料理の表面が渇いた状態ですと美味しそうに見えないので汁漏れしない程度に汁気を艶として活用することも意識すると良いです。きれいに詰められると嬉しいですね。
まとめ
限られた時間でお弁当作りをするには、発酵野菜や蒸し野菜などすぐに使えるものを2、3個普段から用意しておくと良いです。お弁当に使わなくても夕飯にも使えるので便利です。いろいろとアレンジできるのものを使いこなせるようになるとレパートリーが一気に増えます。隙間にブロッコリーとプチトマトを入れることも無くなりますよ。詰めるときは必ず菜箸で詰めることがポイントです。隙間なく詰めることができればきれいに仕上がります。お弁当箱の中には思っている以上に意外と入るので思い切って詰めていくことも大切です。斜めに詰めていくとおかずが埋もれなく何のおかずが入っているか見てわかるお弁当が出来上がります。出来上がったお弁当は写真で撮っておくと彩りや詰め方の改善点などがわかりどんどん上達していきます。何を作るか悩んだ時も過去のお弁当の写真が参考になるので試しにやってみてください。