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RECIPEレシピ

2022.04.12

ほたるいかの炊き込みご飯

ほたるいかの炊き込みご飯

春を楽しむ食材の一つにほたるいかがあります。シンプルにそのまま生姜醤油で頂くのも好きですが、今年は野菜と一緒に炊き込むごはんをよく作っています。家族にも好評で近くに住む80代の母にもとても喜ばれました。簡単で美味しくできるのでおかずをたくさん作れない日におすすめのメニューです。ぜひ作ってみてくださいね。

材料

米2合

小かぶ 2個

ボイルしたほたるいか 1パック(100〜150gくらい)

出汁 360CC

白たまり 大さじ2

醤油 大さじ1/2

塩麹 小さじ1/4

 

下準備

①米は洗って30分くらい浸水してから水切りしておく。

②ほたるいかの目をとる。(先の細い箸やピンセットで取ります)

③小かぶは葉を切り落としてくし切りにする。

作り方

①土鍋に米と出汁360CC、調味料全て入れ軽くかき混ぜる。

②①に下処理したほたるいかとくし切りにした小かぶをのせて炊く。

今回は小かぶを使いましたがアスパラでも美味しくできます。アスパラを使う場合は根本は硬いのでその部分は切り落とします。はかまは取らなくても良いですが気になるようなら取ってください。斜め切りにして生のまま炊き込みます。そのほかの春の野菜でおすすめは新玉ねぎです。小かぶ、アスパラ、新玉ねぎと野菜を変えいろいろアレンジを楽しんでください。

我が家は土鍋が早く炊き上がり美味しくご飯が炊けるのでご飯は土鍋で炊きます。以前土鍋について書いたコラムでも紹介したように、土鍋ごはんを炊いてみたいけれど難しそうと思われている方にはかまどさんの土鍋をおすすめしています。火加減いらずで簡単に早く炊き上がるので一番初めに買う土鍋としてとてもおすすめです。私もかまどさん以外の土鍋は持っていますが、かまどさんが一番使いやすいため使用頻度が高いです。万一割れてもパーツごとに購入できる点も気楽に使えるよいところだと思います。詳しい土鍋については以前に書いたコラムを参照してみてくださいね。

炊き込みごはんに使った出汁は2ℓのお水にかつおの厚けづり20gを弱火で火にかけて煮出し火を止めてから昆布5gを入れて冷ました出汁を使いました。ほたるいかの出汁と鰹と昆布の出汁で旨味が強くしっかりした味わいの炊き込みご飯です。調味料は天然の原料と日本の伝統製法で作られた本物の調味料を選ぶと良いです。発酵調味料は腸内の善玉菌を増やしてくれ腸の中を整えてくれる働きをします。醤油も丸大豆と書いてある醤油を選んで下さい。丸大豆と書いてない醤油は大豆から油を絞った後の大豆を使っています。大豆から油を抽出するのに薬剤が使いますので香りも風味も変わってきます。本物の調味料は香りがよく風味も豊かなため料理の味がぼやけることがありません。安価な醤油を使って味が決まらずたくさん使うよりも本物の調味料を少し使う方が結果的に節約につながると思います。スーパーではなかなか入手しづらいですが美と健康のためにも本物の調味料を毎日使うといいですね。

仕上がりを綺麗にするためにもほたるいかの目は取ることです。仕上げに三つ葉を添えてもいいですね。今しか味わえない食材です。春の野菜と一緒にぜひ楽しんでみてくださいね。今回使った調味料を下記に記載しました。参考にして頂ければ幸いです。

三河しろたまり

井上古式じょうゆ

(塩麹は自家製でペースト状にして使用しています)