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ナチュラルに機嫌よくセンス良く生きる
料理をきれいに盛り付けたり、素敵な器を使ったり、長く使える調理道具を選んだり無駄なものがない部屋に整えたりするようになったのは食べることを大切にするようにしてからです。食べることと向き合うと自分の心が自然と整います。心が整うと自分のいる空間も自然に整えられるようになりました。
目次
ナチュラルでいられる空間
朝起きて、ベットメーキングして、家中の窓を開けて換気し台所でお湯を沸かす。わたしの中でこの1日の始まりの朝の時間は幸福感でいっぱいになります。静かで整った部屋の中はたまらなく居心地が良いです。以前は会社員をしていたので日中は慌ただしく仕事をし、そして整った家に帰ってきた時は全身が浄化されるような気持ちになりました。この幸福感を得るために毎日の生活をきちんと整え丁寧に暮らすということをしています。整った部屋の中で過ごすと不思議と余計なことを考えたりネガティブな感情にはなったりせず、気持ちが穏やかに今日も幸せだなぁって心から感じることができます。わかりやすく言うと、非日常を求めて生活感のない場所で食事をしたり、素敵なホテルで宿泊すると、「あ〜、幸せだなぁ」って思いますよね。それと同じことが家の中で体感できるようになります。
機嫌よく料理できる素敵な器たち
昨日はプライベートレッスンでした。はじめて来られた生徒さんから、『この暮らしはずっと昔からしているんですか?』と尋ねられました。以前使っていた食器は大量生産されているような白い器やカタログギフトで頂いた器、頂き物の器など、自分で買う場合は色を白に統一することくらしかしていませんでした。食べることを大切にしていくと自分の周りの環境がどんどん変わっていき出会う人も変わっていきました。その中で料理を素敵な器に盛り付けること、長く使えて見ていてもときめくものを調理道具として使ったりすることの心地よさを学びました。すてきな器を迎えると、気持ちが上がります。すてきな器は本当に料理を美しく見せる力をもっています。特別な料理でなくても美味しそうに見せてくれます。自然と丁寧に料理を作りたくなる力も持っているとわたしは感じます。どうせごはんを作るなら憂鬱な気持ちで作るより今日は何を作ってどんな器に盛り付けようかとワクワクしながら機嫌よく作る時間にすると、それだけで美味しいごはんが出来上がります。
心が温かくなるごはん
美味しいごはんを作るには丁寧に作ることです。丁寧にすると言っても、野菜を弱火で火入れして甘味を引き出したり、土鍋でごはんを炊いたり、お出汁を引いたりすることです。高級なお肉や食材を使わなくても、身近な食材を使って丁寧に料理をすれば心に沁みわたるおいしいごはんが作れます。丁寧に作ることは食べることを大切にしていることでもあり、自分自身を大切にすることに繋がります。心に染みわたるごはんはみんなを幸せな気持ちにさせてくれます。丁寧にすてきな器に盛り付けることは食べてくれる人への感謝を表す方法でもあります。また、発酵という恩恵や生産者の方への感謝を伝えるためにも丁寧に作ったり、盛り付けをしたり、よく噛んで味わって頂くことも大切にしたいですね。先日、遠く離れた友人がわたしのInstagramを見てこんなメッセージを送ってくれました。『愛がある家で野菜を食べる方が、憎しみの中で上等な牛肉を食べるより良い』愛のあるお料理がたくさんのごちそうより価値のあることという聖書の言葉でした。心が満たされるおいしいごはんはたくさんの人を笑顔に幸せにすることができます。食べることを大切にし、感謝と愛を忘れずにいたいです。
まとめ
食べることと向き合うことで自分の心が整い、自然と自分のいる空間を大切にする選択ができるようになります。非日常を求めて生活感のない場所で食事をしたり、素敵なホテルで宿泊すると、「あ〜、幸せだなぁ」って思いますよね。それと同じことが家の中で体感できるようになります。食が乱れると心も乱れます。いつも幸せだなぁって心を満たす方法は食べることを大切にすることです。感謝と愛も忘れずに。幸せになる近道は食べることを大切にすることです。