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ふっくらツヤツヤ「とうもろこしご飯」
甘くて美味しいとうもろこし。鮮やかな黄色は見た目にも美しく食卓を華やかにしてくれます。茹でたり、焼いたり、スープにしたり、天ぷらなど色々な料理に使えるのも魅力です。今日は調味料3つで作る簡単おいしいとうもろこしご飯のレシピをご紹介いたします。
とうもろこしご飯の材料(2合分)
米2合
とうもろこし1本
酒 小さじ1
塩麹 小さじ1
自然塩 ひとつまみ
水 360CC
下準備
①米2合の米は洗って30分くらい浸水させておく。その後ザルに上げて水気を切っておく。
②とうもろこしは皮をむいて根元を切り落とし半分にカットする。
③まな板の上でとうもろこしを縦に置き芯のまわりの実を包丁で切り落とす。
④芯と切り落とした実を別けておく。
作り方
①土鍋または炊飯器に米と水360CCを入れる。
②①に酒小さじ1、塩麹小さじ1、塩ひとつまみを入れてやさしくかき混ぜる。
③やさしくかき混ぜ終えたら、とうもろこしの実と芯を広げるように入れる。
④普通にご飯を炊くときと同じように炊く。
⑤炊き上がったら芯を取り出してさっくり混ぜ合わせて完成。
とうもろこしのプチッとした食感がほんのり塩味のご飯との相性がよくとっても美味しいです。
芯からはとっても美味しいお出汁が出るのと、一物全体の精神で使います。野菜を丸ごと使うことでとうもろこしの栄養素が全部頂けます。
今年は青森に住む発酵のお料理仲間から「嶽きみ」という品種のとうもろこしをいただきました。青森県弘前市の嶽高原で栽培されていて寒暖差を利用して栽培しているため糖度が高く、生で食べられるほどの美味しさと甘さです。香りもしっかりあり、香りから甘みと旨味が感じられるほどです。
土鍋でご飯を炊き蓋を開けた瞬間にふわっと甘い香りが漂います。ご飯はふっくら、とうもろこしはツヤツヤです。一口食べた瞬間に実際には行ったことがないのですが高原のさわやかな風が想像できました。生産者さまが丁寧に育てられたものはやさしい味がします。心豊かにしてくれる食材たちを頂くことができる時間は幸せです。
9月いっぱいまでとうもろこしは楽しめそうですね。私はとうもろこしのお味噌汁も大好きです。芯から出るお出汁と鰹と昆布のお出汁を合わせて作ります。毎年とうもろこしご飯とお味噌汁はシーズン中のお楽しみメニューです。どちらも簡単なのでぜひ旬の食材をたくさん楽しんでみてくださいね。